米 Interview誌のリニューアル・デザイン

11 月 9th 2008
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アンディ・ウォーホルが1969年に創刊した米雑誌「Interview」。
2008年5月号より、フランス版「VOGUE」のクリエイティブ・ディレクター、
ファビアン・バロンがエディトリアル・ディレクターとして参画することで
見事にリニューアルしました。さすがです!


実は1990年から1992年までの約2年間もクリエイティブ・ディレクターとして
同誌に関わっていた経緯があります。
当時もすばらしい構築的なデザインで注目を浴びていましたが
今回のリニューアルは、フランス版「VOGUE」にも見られる
静的なデザインの中にも、個性的な写真との紙面バランスが抜群に優れています!!


彼が過去にデザインした代表作「HARPER’S BAZAAR」をはじめ
「ARENA HOMME PLUS」等代表的な書籍は全て所有していますが、
彼のデザインの経緯を見ながら感じることは
アメリカンデザインの遊び心、スイスデザインの秩序、
ヨーロピアンデザインのエレガンス。
それらをダイナミックなバランス感覚でまとめあげる
モダン且つ斬新なグラフィック・デザインにあるのではないでしょうか。
アレクセイ・ブロドヴィッチ以降、雑誌をアートの領域まで
押し上げた張本人と言えます。


誌面では写真家としても多くの作品も残している彼の近作は
家具やサングラスといったプロダクトにも及んでいて
その才能の多彩ぶりが伺えます。
彼の手を離れた「HARPER’S BAZAAR」は俗的ファッション誌へと
一般化してしまいましたが、現在は「VISIONAIRE」の
スティーブン・ガンが継承し、独自の世界観を貫いています。
余談ですが、スティーブンは最近ユニクロの「HEAT TECH」
キャンペーンにも出演しているのでチェックしてみて下さい。


また、バロンはリチャード・プリンスをはじめ、
個性的且つ豪華なフォトグラファーらと組むことが多く、
少なからずとも彼の誌面デザインに華を添えています。
最近ではミュージシャンでもあるブライアン・アダムスの、
米女優マギー・ギレンホールを撮りおろした「Interview」誌は
とても好きな号です。
また最新号はタイトル及び誌面フォントが全て一新されていて
今回紹介した号と見比べてみると面白い発見があります。
※写真は全て、リニューアル第一弾のマーク・ジェイコブスと
アンディ・ウォーホル生誕80周年を記念した特集号です。

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